ウォーターサーバーの安全基準
ウォーターサーバーの水は、宅配業者の工場で徹底的に水質管理され、製造されています。主にこのような基準がウォーターサーバーの水ボトルの安全基準となっています。
代表的な安全基準
- HACCP(ハサップ)厚生労働省の総合衛生管理製造過程の認証
- JBWA-HACCP(日本宅配水協会が独自に定めた衛生管理基準)
HACCPでは、製造過程の途中にチェック項目をそれぞれに設け、各工程ごとのモニタリングやチェックを行う方法です。そのため、製品が完成した後の検査ではチェックできない細かな点まできちんと検査することが出来ます。JBWA-HACCPは日本宅配水協会が独自に定めたHACCPに準じる基準のことです。より安全な水を求める際には是非参考にしたいですね。
業者によってはHACCPに近い独自の基準を設けてチェック体制を敷いているところも多くあります。ウォーターサーバー選びの際は、どのような工程で水のろ過・殺菌処理が行われているかや、検査結果のデータ等をきちんと調べておくとよいでしょう。
定期的なメンテナンスが必要
ウォーターサーバーは冷水・温水両方がすぐに使えて便利な半面、使い方次第では水のボトル内に雑菌が繁殖してしまったり、温水でやけどをしてしまったりという危険もあります。安全・安心にウォーターサーバーを使うためには普段からの注意とメンテナンスが必要です。
ウォーターサーバーのメンテナンスは、年1回程度、業者が定期的に行なってくれることが多いです。メンテナンス代は別途必要な場合と、契約料に含まれている場合があります。これも契約時によく確認しておきましょう。
業者によるメンテナンスも大切ですが、普段の生活でもできる簡単なメンテナンスを行えば、より安全においしい水を飲むことができます。
自分でできるメンテナンス
- サーバー本体やコックをキレイに拭く
- アルコール系消毒剤で除菌する
- 漏電を防ぐため、サーバーの裏面を掃除する
ウォーターサーバーは設置しっぱなしのため、掃除をしないと汚れがついてしまいます。できるだけこまめに掃除し、清潔に保つようにしましょう。最近はウォーターサーバーの漏電事故が増えています。危険ですのでサーバーの裏面を触ったり、水のボトルを交換する時は必ず電源を抜いてから行うようにしましょう。