本格的な浄水機能が欲しいなら「据え置き型」
据え置き型の浄水器は、キッチンのシンク上に浄水器を設置し、水道水から引き込んだ水をろ過して使うタイプのものです。その特徴を見てみましょう。
据え置き型の浄水器の特徴
- 有害物質の除去性能が高いものが多い
- フィルターの寿命が長い(6ヶ月~1年)
- キッチンのシンク上に置いて使うため設置場所の確保が必要
- 調理向きの軟水を生成できるものがある
- 取り付け可能蛇口が限られている(分岐水栓で使用可能)
- アルカリイオン水を整水できるタイプもある
- 比較的高額(3万円~)
据え置き型の浄水器は、シンクですぐに使える上、浄水機能が本格的な点が高く評価されています。本体が大きいため、フィルターの寿命が長くカートリッジの交換期限も長く、ランニングコストの点でも安心です。設置には取り付け可能な蛇口が決まっていますが、基本的には工事なしで取り付けることができます。
据え置き型の浄水器はろ過機能だけでなく、水のおいしさにこだわったものが多いのも特徴です。お米をたくのに向いた軟水が作れるものや、体に良いといわれるアルカリイオン水が生成できる機能をつけた「浄水整水器」も登場していて、より水をおいしくしたい人にピッタリです。
機能が豊富な据え置き型の浄水器は、蛇口直結型やポット型と比べるとやや高額になります。売れ筋商品の価格帯としては、3万円前後のものから、5~8万円ほどが中心。それ以上に高額なものも登場しています。
こんな人におすすめ!
据え置き型浄水器がおすすめな人はこのようなタイプの人です。
- 料理に使う水にこだわりたい
- より安全な水が飲みたい
- フィルターの交換は年に2回程度がいい
- 蛇口のすぐそばで使える浄水器が欲しい
- ミネラルウォーターを買わずにすませたい
- 工事をせずに本格的な浄水器を使いたい
据え置き型浄水器は本格的な浄水機能がポイントです。より多くの有害物質を除去し、安全な水を安心して飲みたい人におすすめです。
軟水やアルカリイオン水を作れるものもありますから、料理の水にこだわったり、ペットボトルのミネラルウォーターを買う手間を省きたい人には特に向いています。フィルターの交換時期が比較的長いため、ランニングコストを重視する人にも向いている浄水器です。