浄水場の役割

トップページ > 水道水の現状とリスク > 浄水場で行われていること

水を作る「浄水場」の役割

川やダムから取り入れた水を浄化・消毒する場所が浄水場です。日本の水道水は各地にある浄水場によって処理されています。東京都水道局の場合、浄水場では1日686万m3もの水をつくることができます。浄水場の役割を見てみましょう。

  • 調理や飲食に使える安全な水を供給する
  • 水を殺菌・浄化し有害物質を取り除く
調理や飲食に使える安全な水を供給する
浄水場の主たる役割として、安全な水を供給することが挙げられます。浄水場で処理される水は蛇口をひねって出てくる水です。そのため、調理や飲食など、最も身近に使っても大丈夫な水質であることが重要になります。
水を殺菌・浄化し有害物質を取り除く
浄水場では水に含まれる不要な物質、有害物質を取り除く作業を行います。水に溶け込んでいるさまざまな有害物質を取り除くために、沈殿やろ過、凝固など方法で浄化を行います。有害物質が安全基準値を超えないように監視しながら、安全な水の供給を行なっています。

生活排水や産業廃水で汚れた水がキレイに出来るのは、浄水場の浄水施設のおかげです。日本の浄水場では定められた水質安全基準を守った水だけが、水道管を通って供給されるようになっています。

浄水場の処理の仕組み

それでは、浄水場で水が処理される流れを見てみましょう。

水源から取水
ダムや川などから水を浄水場の「取水塔」に取り入れます。
この時点での水は「原水」と呼ばれます。
沈殿させ汚れを取り除く
原水に含まれる砂や土を「沈砂池」で沈めます。
ゆるやかな流れのなかで静かに沈殿させた水は
「着水井(ちゃくすいせい)」で水量を調節します。
凝固剤を注入する
細かなチリや砂を取り除きやすくするため、
「凝固剤注入設備」で凝固剤を注入します。
水を混ぜ、砂や泥を固める
凝固剤を注入した水を「フロック形成池」でよく混ぜ合わせ、
チリや砂を塊にして固めます。
再び水を沈殿させる
フロックが出来た水を「沈でん池」で沈殿させます。
ここでチリや砂が原水から取り除かれます。
塩素を注入
塩素注入設備で塩素を注入し、鉄やアンモニア態窒素を取り除きます。
もう1つの塩素注入設備では、消毒のための塩素を注入します。
キレイになった水を送水
キレイになった水は「配水池」に貯められ、
「送水ポンプ」によって給水所に送水されます。

私たちが普段何気なく使っている水は、このような過程の中で安全基準をクリアした水です。最近では水の安全性はもちろんのこと、「おいしさ」や「処理の速さ」「コストの安さ」など、よりよい水作りに向けた取り組みが行われています。

Copyright (C) 2014 健康のための正しい水の選び方【安全な水を求めて】 All Rights Reserved.
おすすめの電気自動車