天然水の安全は自然環境の質による

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採水地の環境と水質

ミネラルウォーターの品質を考える上で重要になるのが採水地の環境です。水は山、森、土などを経由して地下に流れ込みます。ミネラルウォーターに含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分に違いがあるのは、採水地の環境が深く関わっているからです。

それだけに、採水地周辺の環境が悪いと、ミネラルウォーターの水質にも悪影響が現れます。それは言うまでもなく、水の安全性にも深く関係するものです。

ミネラルウォーター先進国であるヨーロッパでは、環境汚染による水質悪化の影響を考え、採水地周辺の環境保護を徹底しています。化学肥料・農薬の使用制限、土壌の汚染物質の除去、生活排水の浄化、植林活動…。ヨーロッパではこのような徹底した取り組みから、「無菌状態でも安心して飲めるミネラルウォーター」が作られています。

一方、日本では採水地を保護するため、各メーカーが独自の環境保護活動を行なっています。しかし、ヨーロッパのように厳しいルールは課せられていないのが現状です。森林がなくなることで地層は水を蓄えなくなり、地下水が枯渇します。

森林が減ると、栄養分を蓄えた豊かな水が減る一方で、表面を流れる水は多くなり、鉄砲水や河川の氾濫の原因となります。河川の状態が変わると海の生態系にも影響が及び、地球全体の環境が破壊されていきます。おいしい水を守るためにも、個人個人が環境問題について考え、取り組むことは非常に大切です。

そして、安全な水を買うという面から考えても、採水地とその周りの環境汚染に目を向ける必要があるということになります。

森林は水源を守っている

ミネラルウォーターの原水となる水は、雨水が地中に染みこみ、地下を通って出来上がっています。水は循環しているので、雨水のもととなる川の水や雲となる海水も、ミネラルウォーターと深い関わりがあると言えます。

こうした水循環の中で重要な役割を果たしているのが森林です。森林の土はふかふかしていて、スポンジのように水を吸い込む性質があります。森林の木々の根の部分を通ることで地下水が浄化される他、地中の栄養分を海や川に押し流す働きや、河に流れ込む水をセーブし調節する役割も果たします。森は水源を守るため、ひいては地球全体の自然環境のバランスを保つために欠かせない存在なのです。

ミネラルウォーターにとっても、森林の存在は非常に重要です。しっかりと根を張った豊かな土壌が無ければおいしい水は作られません。

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